独立派に新たな動き?ラサ市内に武装警官を再配置―チベット自治区

Record China    2008年6月4日(水) 11時50分

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6月3日、チベット自治区のペマ・トリンレ常務副主席は記者会見でラサ市内の武装警官再配置について、「チベット独立派に新たな動きが予想されるため」と述べた。写真はチベット騒乱で被害にあった建物。

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2008年6月3日夜、チベット自治区の白瑪赤林(ペマ・トリンレ)常務副主席は、国務院の招きで同地を訪れた香港・マカオ・台湾のメディア各社を対象に記者会見を開いた。

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席上、「なぜラサ市街地に武装した警官が警備にあたっているのか」という質問に対し、同副主席は「ダライ・ラマ14世の言動を分析した結果、チベット独立派はチベットで何かしら新しい動きをする可能性がある」と語った。中国新聞網が伝えた。

同副主席によると、「チベットは現在騒動も静まり、落ち着きを取り戻したため、一時は武装警察を撤収させたが、6月1日から再び配置につかせ警備を再開した」という。その理由として、独立派の動向のほか、「聖火のラサ市内を通過に備えた警備訓練」「6月4日より1か月間、チベット仏教徒にとって大事なサガダワ祭が始まり、ラサ市内の多くの僧侶が経を読みながら回るため、観光の安全を守りたい」の2点を挙げた。

副主席は、「チベットの秩序や観光客の安全を守り、騒動の発生を防ぐため、十全の準備をしなければならない」と強調した。(翻訳・編集/小坂)

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