Record China 2008年6月3日(火) 22時55分
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6月3日、被災地でボランティア活動に参加した重慶市の女性医師が、勤務先の病院から「無断欠勤」として解雇され、労働仲裁を申し立てた。この病院も人手不足のため、「ボランティア休暇」を許可しなかったという。写真は先月30日、被災地の子供達。
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2008年6月3日、四川大地震の被災地でボランティア活動に参加した重慶市の女性医師が、勤務先の病院から「無断欠勤」を理由に解雇され、労働仲裁を申し立てていたことがわかった。この病院も人手不足のため、「ボランティア休暇」を許可しなかったという。「重慶晩報社」が伝えた。
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解雇を不服としているのは、重慶市内の病院に勤めていた医師の[米/女]継英(ロウ・ジーイン)さん。震災発生後、ロウさんは直ちに被災地入りを志願したが、この病院も大勢の患者を抱えていたので許可は下りなかった。ところが19日になって、ボランティアが許可された3人の病院職員に混じって、ロウさんは無断で被災地入りしてしまう。
重慶に戻ったロウさんは病院から「無断で3日も休んだ」として、解雇が言い渡された。「何らかのお咎めは覚悟していたが、解雇なんてやり過ぎ」と怒りを露わにするロウさん。一方の病院側は、「自分の病院の患者が優先。人手が足りないから許可しないと言ったはず」と強く非難する。ロウさんの「解雇撤回の要求」に対しても、院長は「ボランティア活動は立派だが、医師としての職業倫理に反する」と突っぱねた。
ロウさんは弁護士を立てて、労働仲裁を申し立てた。解雇撤回が認められなければ、「赤十字社のボランティアとして、再び被災地入りするつもり」と語っている。(翻訳・編集/NN)
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2008/6/3
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