<四川大地震>動物園の猛獣を射殺へ、被災地の安全確保で―四川省

Record China    2008年6月4日(水) 8時16分

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3日、中国林業部門は被災地の安全のため、歓楽谷動物園に機動部隊の兵士3人を派遣し、ライオン3頭とトラ2頭を射殺することを決定。軍関係者などが明らかにした。資料写真。

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2008年6月3日、軍関係者及び什ほう市(ほうは「方」におおざと)歓楽谷旅行会社からの情報によると、中国林業部門は被災地の安全のため、機動部隊を派遣し地震により歓楽谷動物園に閉じ込められているライオン3頭とトラ2頭の射殺を行うことを決定した。「新京報」が伝えた。

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空軍パラシュート部隊の指揮官は、「兵士3人を派遣、95型の短機関銃を使用する」という。射殺の決定は2日午前、上部から伝えられたという。派遣される兵士3人は以前にも同動物園付近の山でライオンやトラの捜索活動に携わった者だという。

射殺されるのは3頭のライオンと2頭のトラで、地震発生以降、同動物園の檻の中に閉じ込められた状態となっていた。トラ一頭の縄張り面積はおよそ30平方キロメートルにも達するといい、動物園の関係者は、「余震が未だに続いており、猛獣が檻から外へ出てしまわないか誰もが心配している。射殺は被災地の人の安全を考慮してのこと」と語った。(翻訳・編集/MM)

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