<天安門事件>追悼デモ行進、四川大地震を考慮しシュプレヒコールはなし―香港

Record China    2008年6月3日(火) 16時7分

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1日、1989年に発生した天安門事件(六四事件)から19年を迎えるにあたり、香港市民支援愛国民主運動連合会主催のデモ行進が行われた。四川大地震の死者への追悼の意味も込め、シュプレヒコールを行わず、静かに行われた。写真は天安門。

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2008年6月1日、1989年に発生した天安門事件(六四事件)から19年を迎えるにあたり、支連会(香港市民支援愛国民主運動連合会)主催のデモ行進が行われた。今回のデモ行進では四川大地震の死者への追悼の意を込め、シュプレヒコールを行わず、ただ音楽を流しただけだった。デモ行進への寄付は3万7900元(約57万円)集まり、全額香港赤十字社に寄付された。総合新聞網が伝えた。

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四川大地震の死者と天安門事件での死者に黙祷が捧げられたあと、デモ隊はビクトリア公園を出発、香港特別行政区政府総部に向かった。途中、シュプレヒコールを叫ぶことなく、ただ民主化運動の歌を流すのみで、政府総部に到着してようやく、「天安門事件を忘れるな!」「民主化運動家を釈放せよ!」などと叫んだ。

支連会によると、デモ行進に参加したのは約990人。毎年行われてきたデモの中で最も少ない参加者だ。警察によるとビクトリア公園を出発したのは500人で、政府総部まで行ったのは600人だという。しかし、支連会の司徒華(スートゥ・ホワ)主席によると、「人数よりも続けることが大切だ」という。さらに「天安門事件も四川大地震の被害拡大も人災によるものだ」と語る。

当日行われたキャンドル追悼会やデモ行進の中で集まった寄付金は3万7900元。支連会はこの寄付金の全てを四川大地震のために香港赤十字社に寄付した。(翻訳・編集/小坂)

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