2008年6月2日、シノペック（中国石油化学工業集団公司）は黒竜江省と吉林省に広がる松遼盆地でガス井の試掘に成功した。日産11万立方メートルを超える優良ガス井だという。新華社が伝えた。

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松遼盆地南部は有力な天然ガス田だとして資源調査が進められている。シノペックは同地区で4691平方キロメートルの採掘権を獲得、天然ガスの埋蔵量は4860億立方メートルに達すると推定されている。

2006年7月にシノペックは1号ガス井の試掘に成功、年内にも10億立方メートルの生産施設を完成させる。今回発見された2号ガス井は2007年に試掘を開始、今年5月12日に自噴に至った。日産11万立法メートル、理論上の最大産出量は日産30万立方メートルを超える優良ガス井となった。（翻訳・編集/KT）