2008年6月1日、香港芸能界による四川大地震救援プロジェクト「5・12関愛行動」によるチャリティーコンサートが行われ、ジャッキー・チェン、アンディ・ラウ（劉徳華）など、約500人のタレントが参加した。大公網が伝えた。

【その他の写真】

コンサートは、先月12日に地震が発生した午後2時28分の黙祷からスタート。夜10時まで、約7時間半にわたって行われ、香港芸能界ではこれまでで最大規模のチャリティーコンサートになった。

参加者は、香港人タレント約200人はじめ、台湾や中国、韓国からの出演を含め、約500人とこちらも最大規模。ジャッキー、アンディはじめ、レオン・ライ（黎明）、トニー・レオン（梁朝偉）、チャウ・シンチー（周星馳）、ジェイ・チョウ（周杰倫）、ニコラス・ツェー（謝霆鋒）、ケリー・チャン（陳慧琳）、アーメイ（張恵妹）、スー・チー（舒淇）など、ビッグスターが勢ぞろいした。

会場には2万人を超える観客が詰めかけ、1人あたり20HKドル（約270円）の入場料はじめ、場内に設置された募金箱、電話での寄付金受付を合わせると、この日だけで3000万HKドル（約4億円）を超える災害救助金が集まっている。

「5・12関愛行動」の発起人・アンディによると、今後7年間は毎年チャリティーコンサートを開催し、被災地の復興に力を尽くすほか、両親を失った子供たちの養育、学校や教育施設の再建を最優先したい、と話している。（翻訳・編集/Mathilda）