マフィアになる中学生、青少年の犯罪グループが激増―広東省広州市

Record China    2008年6月1日(日) 20時4分

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5月30日、広東省広州市で広州青少年犯罪研究会総会及び法による未成年保護及び犯罪予防シンポジウムが開催された。席上、同市で青少年の犯罪グループ形成が活発化していると発表された。写真は一斉検挙された広州市のマフィア。

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2008年5月30日、広東省広州市で広州青少年犯罪研究会総会及び法による未成年保護及び犯罪予防シンポジウムが開催された。席上、同市で青少年の犯罪グループ形成が活発化していることが発表された。31日、南方都市報が伝えた。

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豪賢中学校によると、同校には「肆龍幇」「仟龍幇」「新東興幇」など複数の学生犯罪グループが活動しており、中学2年生を中心に全体の5%が加盟しているという。「肆龍幇」を例に挙げるとその構成員は28人。一人当たり30から80元(約450円から1200円)の会費を集め、マフィアに月1000元(約1万5000円)以上を上納しているが、そのためにかつあげ、窃盗、購買部での集団窃盗などの犯罪行為を行っている。

市全体では名の知られたものだけでも十数グループが存在、構成員100人を超えるグループも1、2確認されているという。他人からいじめられたり軽んじられたりしないように、あるいは強制されてやむなく加入した者が多い。メンバーの大多数は差別を受けている出稼ぎ労働者の子弟によって占められている。近年中国ではマフィアの活動が活発化しており、少年たちの行動も社会の縮図と言えよう。(翻訳・編集/KT)

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