<四川大地震>倒壊校舎の建材サンプル採取、違法建築の実態解明へ―四川省什ほう市

Record China    2008年6月1日(日) 3時57分

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5月30日、四川省什ほう市では建築物評価企業が洛水中学校の校舎建材サンプルを採取、「おから工事(手抜き工事)」だったのかについての調査を開始した。写真はサンプルの採取。

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2008年5月30日、四川省什●市(●=「方」におおざと)では建築物評価企業が洛水中学校の校舎建材サンプルを採取、「おから工事(手抜き工事)」だったのかについての調査を開始した。人民日報サイト「人民網」が伝えた。

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同市では地震により学校40校が倒壊、教師と学生合わせて597人が死亡した。同市だけではなく被災地全体で学校の倒壊被害は相次いでおり、学校での死亡者は全犠牲者の1割に達するとも推定されている。

学校付近の建築物に大きな被害がなかったケースもあり、手抜き工事だったのではとの疑念の声が上がっている。四川省政府は学校の倒壊状況、手抜き工事が存在したのかについて徹底的に究明すると表明、もし腐敗が確認されればどんな身分の人間であろうとも必ずやその罪を問うと強い姿勢を見せている。なお先ごろ建設部の専門家は倒壊した都江堰市の聚源中学が問題建築であったことを確認している。(翻訳・編集/KT)

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