2008年5月30日、中国の「環球時報」とそのサイト「環球網」は、日本メディアが「四川大地震の被災地に救援物資を届けるため、中国側が日本政府に自衛隊機の派遣を要請した」と報道したことについて、中国の軍関係者が「中国の軍部はそのような要請はしていない」と話したことを伝えた。

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30日付けの米国インターナショナル・ヘラルド・トリビューン（International Herald Tribune）紙は、自衛隊機によるテントなどの救援物資の輸送は日本側からの提案であったと報じている。日本の各メディアも30日早朝から、日本政府は自衛隊機の中国派遣を見送ったと伝えた。日本政府関係者によると、集められた救援物資は民間機をチャーターして被災地に届ける。

日本政府が民間機での救援物資輸送に切り替えたのは、自衛隊機の派遣を中国側に受け入れられなかったからだと同紙は報じている。（翻訳・編集/本郷）