2008年5月29日、環球時報は「自衛隊機、中国派遣問題」に関して過熱する日本メディアの報道を「誇大報道」として強く批判した。

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28日、日本各紙は中国側の要請により自衛隊機が四川省成都市に援助物資を輸送すると報道、歴史問題を抱える中国に自衛隊が初めて出動する可能性が高まり注目が集まった。

環球時報はある日本研究者のコメントを引用、中国側の正式要請があるまえにメディアが騒ぎ立てる形となったが、これは日本の常とう手段だと指摘している。一例として、「胡錦涛（フー・ジンタオ）国家主席の訪日に際し、尖閣諸島付近の東シナ海ガス田問題で中国側が譲歩」と伝えられたことを挙げ、根も葉もないうわさを報道した職業道徳に欠けた行為だと強く批判している。

日本救援隊の活躍などにより大きく改善した中国人の対日イメージだが、自衛隊機派遣には強い反発が起きている。（翻訳・編集/KT）