「憂鬱カフェ」や「むしゃくしゃネット」深夜に2万人が憂さ晴らし―中国ネット界

Record China    2008年6月1日(日) 2時37分

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28日、中国ではインターネット上の「憂鬱カフェ」や「むしゃくしゃネット」が流行。心にある悩みや怒りをネット上に書き込むことでスッキリさせたい若者が多いという。資料写真。

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2008年5月28日、「憂鬱カフェへようこそ!ただいま2万4406人が憂鬱になっています」こんなサイトが今、中国のインターネット上に数多く生まれているという。ストレスを抱えた現代人が、深夜にもかかわらずアクセス。心の悩みや怒りを書き込むことで憂さ晴らしをしていると、北京市の「北京晩報」が伝えた。

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皿を割ってストレス解消する「すっきりカフェ」が一時流行した中国だが、現在はネット上にある「憂鬱カフェ」や「むしゃくしゃネット」のようなサイトに人気が集中。「憂鬱カフェ」に早朝3時にアクセスすると、2万人を超えるユーザーが同時に利用しており、コメント数も1万6000件を超えている。憂鬱の内容は「英語がへただ」「株が下がった」などの些細な(?)ことがほとんど。

これらのサイトには「公共良俗に反するもの」や「個人情報にふれるもの」は書き込めない。「書き込むことで平常心が保てる」と利用者には好評だが、心理学者はこのようなストレス発散方法に批判的。顔の見えない相手との一方的な自己表現は、一時的には満足を得られても根本的な解決にはならないと指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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