<早分かり>横行する海賊版ソフトウェア―中国

Record China    2008年5月29日(木) 12時34分

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28日、「2007年中国ソフトウェア海賊版使用率調査報告」が発表された。写真は南京市で押収されたCD、DVDの海賊版。トラック3台分の膨大な量となった。

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2008年5月28日、報告書「2007年中国ソフトウェア海賊版使用率調査報告」が発表された。同報告書は中国の海賊版使用率が41%に低下したと主張、ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)発表の86%の数値と大きなギャップを見せている。

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中国では正規版ソフトウェアを購入する意識が低く国際的な批判を浴びている。メーカー製のパソコンも主流のパソコン用基本ソフト(OS)であるウインドウズが搭載されていないケースが多く、店員が無料で海賊版をインストールするケースも多い。現在は販売前に正規版OSをインストールしているメーカーも増えているが、中国で普及している小売店組み立てPCではほとんどが海賊版を使用していると見られている。

以下はBSA発表の海賊版使用率及び被害額の推移。

海賊版ソフトウェア使用率

2003年・92%

2004年・90%

2005年・86%

2006年・82%

2007年・82%

海賊版ソフトウェア被害額

2003年・38億2300万ドル

2004年・35億6500万ドル

2005年・38億8400万ドル

2006年・54億2900万ドル

2007年・66億6400万ドル。

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