<四川大地震>自衛隊機を国際緊急援助隊として派遣―防衛省筋

Record China    2008年5月28日(水) 22時3分

拡大

四川大地震で中国政府が昨日、日本政府に対し自衛隊機の派遣を要請してきたことが分かった。愛知県小牧基地に配備しているC-130大型輸送機を中国に飛ばす案が有力だと言う。

(1 / 4 枚)

2008年5月28日、四川大地震で中国政府が日本政府に対し、自衛隊機での救援物資の輸送を要請。地震の被災者を支援するため毛布、テント、食品、医薬品などの救援物資を輸送する方針を固めた。

その他の写真

レコードチャイナが防衛省筋に聞いたところ、府中にある航空自衛隊の航空支援集団がコントロールして、愛知県小牧基地に配備しているC-130大型輸送機を中国に飛ばす案が有力だと言う。

自衛隊の関係各部門は、国際緊急援助隊として待機の体制で防衛大臣からの指示を待っており、国際緊急援助隊としてC-130大型輸送機を最大6機派遣することができる。

これまでにC-130大型輸送機が、国際緊急援助隊として派遣されたのは、2001年インド地震6機、2003年イラン南東地震2機、2005年パキスタン大地震4機。また艦艇が派遣されたのは、2004年インドネシア・スマトラ沖大地震がある。

齋藤隆統合幕僚長が、この春中国の人民解放軍幹部らを1週間の日程で訪問したことも、スムーズに自衛隊機を国際緊急援助隊として中国側が受け入れやすくなったのではと思われる。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携