<四川大地震>被災者と支援者の名前を刻んだ記念碑設置へ―北川チャン族自治県

Record China    2008年5月28日(水) 19時13分

拡大

26日、四川省北川チャン族自治県は、同県の政府所在地の現状を保存し、地震博物館を建てると発表。被災者や支援者の姓名を刻んだ記念碑や記念館も建設するという。写真は同県の被災地。

(1 / 6 枚)

2008年5月26日、四川省北川チャン族自治県人民代表大会の李春寿(リー・チュンショウ)副主任は、同県政府所在地の現状を保存し、地震博物館を建てると発表した。また、記念碑を2つ建て、被災者やボランティア、義援金の提供者の姓名を刻むという。28日、国営中央テレビ(CCTV)が報じた。

その他の写真

現在、県政府所在地の廃墟と山崩れの跡には、多くの遺体が埋まったままだ。李副主任によると、これら遺体が腐乱し切るのを待ち、専門家によって同計画を進めるという。記念碑は被害の大きかった北川中学校付近に建てられる。

このほか、北川中学校付近に記念館を建て、記念館では今回の地震の全過程を映像で紹介し、来館者には自ら地震を体験してもらうという。また、震災救済活動の様子や中央政府と指導者の被災地に対する配慮、ボランティアの活動の様子、建築物が倒壊し破壊された県政府所在地の縮小モデルや写真、震災前の美しい北川の風景を展示する予定。

なお、博物館は政府が管理し、収入は被災地の再建と慈善事業に使われるという。(翻訳・編集/汪葉月)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携