<四川大地震>校舎の耐震基準を強化、「おから工事」も厳しく摘発へ―中国

Record China    2008年5月27日(火) 19時37分

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26日、中国教育部の王旭明・報道官は記者会見で、四川大地震で倒壊が多かった学校校舎の耐震基準を、現地の一般向け建築物より高くする方針を明らかにした。写真は倒壊した都江堰市聚源中学。22日、ロウソクなどを捧げ犠牲になった生徒・教師を悼んだ。

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2008年5月26日、中国教育部の王旭明(ワン・シューミン)報道官は定例記者会見で、四川大地震で倒壊が多かった学校校舎の耐震基準を、現地の一般向け建築物より高くする方針を明らかにした。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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王報道官は会見で、「関連部門が現在、新しい耐震基準について検討している。今後新しく建設される校舎は、新基準に基づいて建てられる」と述べた。新基準を満たしていない校舎は使用停止とし、なるべく早く補強工事を行うよう指導するという。

今回の震災では、多数の児童・生徒が倒壊した校舎の下敷きになって亡くなった。遺族の保護者からは、「手抜き工事が原因だ。子供は人災で亡くなった」という抗議の声が噴出している。同報道官は、役人と施行業者の癒着が原因の「おから工事」と呼ばれる手抜き工事に対しても、厳しく取り締まっていくと強調した。(翻訳・編集/NN)

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