2008年5月24日、ロシアのメドベージェフ大統領は北京大学で講演し、中露関係について「相互信頼の構築が特に重要」との考えを示した。同日付で中国新聞社が伝えた。

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メドベージェフ大統領は23日から2日間の日程で中国を公式訪問。講演の冒頭で、四川大地震の被災者に見舞いの言葉を述べた後、「中露関係は近年、かつてないほど広く深く発展している。両国は信頼し合えるパートナー関係にあるとの認識で一致している」などと述べ、中露関係の緊密ぶりを強調した。

このほか、中国と環境分野の協力を拡張していきたいとの意向を示すと同時に、「両国が連携することで、エネルギー資源の確保、貧困の解消、世界金融市場の安定化、食糧安全保障などグローバルな課題に取り組むことができる」と述べた。

また、8月の北京五輪の開幕について、「期待している」と語り、その成功を祈願した。（翻訳・編集/SN）