「欧州では日本の演歌が過大評価されている」の主張に、韓国ネットでは“元祖”をめぐる論争も

Record China    2017年10月29日(日) 21時30分

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27日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「日本の演歌が欧州で過大評価されている」と題するスレッドが立ち、話題を集めている。資料写真。

2017年10月27日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「日本の演歌が欧州で過大評価されている」と題するスレッドが立ち、話題を集めている。

スレッド主は「欧州では日本の演歌がクラシックと同格の音楽ジャンルのように考えられている」と主張し、「非常に奥深い音楽としてテレビの文化チャンネルでも紹介され、日本で演歌を学んだ欧州の歌手たちが他のジャンルの歌手たちと共演する姿を見て驚いた」と説明している。

その上で「韓国の音楽のような下品なアレンジをしないというだけで、日本の演歌も流行歌に過ぎないのに、欧州の人たちの耳には高級な音楽に聴こえるようだ」と不満げにつづっている。

このスレッドに、他のネットユーザーからは「欧州の人たちは昔から日本風が好きだった。その歴史は長いよ」「演歌はそれなりに続いてきた日本の音楽ジャンルの1つ。自分の特色をちゃんと守っている日本がうらやましいね」など、欧州で日本の演歌が高く評価されていることに納得する声が寄せられている。

中には「日本は何てことない文化をリメイクする天才。忍者もそう。文化の数は韓国や中国の方がはるかに多いのに、世界に知られているものはほとんどない」と嘆く声も。

そのほか、「文化力とは国力だ」と主張するユーザーや、「私たちが欧州の音楽を聴くときと同じ感覚かな?」「日本が豊かな国だから日本文化が高級なものに見えるのだろう」と推測するユーザー、「大衆に受け入れられているの?演歌を聴いているのはごく一部の人では?」と指摘するユーザーもみられた。

また、「トロットのまねなのに」「日本の演歌は偽物」「トロットも日本の影響を大きく受けている」など、似た性格を持つことから韓国演歌とも言われている韓国の大衆楽曲ジャンル「トロット」と日本の演歌の「元祖」をめぐる論争もみられた。(翻訳・編集/堂本

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