2008年5月23日夜、四川省青川県の救済指揮部は、陝西省と浙江省に対して、青川県の被災者1万人の避難受け入れを要請する通達を出した。現在、浙江省は原則的に受け入れに同意、具体的な打ち合わせをしているという。同日、新華ネットが伝えた。

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青川県は震災が深刻だった県の1つで、23日午後6時（日本時間同日午後7時）現在まで、死者4623人、行方不明者199人、負傷者1万4300人が確認されており、県全域で25万人が被害を受けた。

現地の環境が劣悪であることから、県全域の被災者全員を避難させることができず、県政治局常務委員会はそのうち3万人の移転を決定。2万人を県内の安全な場所や広元市、その他の県へ、残り1万人は陝西省と浙江省へ避難させるという。（翻訳・編集/汪葉月）