<四川大地震>疫病予防に8万人を投入、被災地での感染症発生を抑えこむ―国務院

Record China    2008年5月24日(土) 20時18分

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5月23日、中国政府が被災地に投入した医療救助や衛生防疫、衛生監督の人員数は、これまでに8万人を超えた。今のところ、各被災地では重大な感染症(伝染病)の発生などは確認されていない。写真は被災地へ出向くアモイの医療チーム。

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2008年5月23日、中国国務院地震災害対策総指揮部衛生防疫班は、四川大地震の各被災地で消毒などの防疫活動に従事した人員が8万人に達したと発表。「中国新聞網」が伝えた。

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この8万人のうち、8254人は国家衛生部が直接派遣。2万7710人は解放軍および武装警察の兵士であり、4万6266人は地元四川省の関係部門職員。22日正午までの統計では、この地震による負傷者の人数は26万3231人で、入院して治療を受けた人は累計で6万3765人、すでに退院した人は2万5250人、病院内で死亡が確認された者は3390人、残りは現在も入院中とのこと。

また正確な数字とは言えないが、解放軍所属の病院や医療チームが治療した被災者は累計で3万5195人、執刀した手術は6796件にのぼる。解放軍はこのほかにも298種類、60万元(約900万円)相当の医薬品や救援物資を被災地に届けている。四川省衛生庁は地震の被害が大きい[シ文]川(ぶんせん)県、青川県、北川チャン族自治県、漢源県にそれぞれ野戦病院を1か所設置すると発表した。(翻訳・編集/本郷)

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