男性の健康悪化・老化進む、40歳で更年期障害に―中国

Record China    2008年5月24日(土) 7時21分

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22日、家庭保健報によると、社会や家庭を支える中国人男性は、社会の競争が熾烈化しますますストレスが増える中、健康状態を著しく悪化させているという。写真は上海の街角に設置された更年期についての説明パネル。

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2008年5月22日、家庭保健報は、中国で社会や家庭を支える中心となる男性の健康問題に関して、現代社会の競争が熾烈化しストレスが増え続ける中、明かに疲労感を募らせ、健康状態が著しく悪化していると報じた。

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顕著に見られる特徴として以下の3つを挙げている。

1、男性更年期障害発生の早期化。最近の各種データによると、老化が始まる年齢は1980年代末より大幅に早まっており、更年期障害はこれまでは60歳以降に見られ始めたが、現在は40歳前後から症状が見られるという。

2、男性特有疾患の発生率上昇。前立腺疾患、性機能障害、泌尿生殖感染、不妊症の発病率が上昇しており、最大の脅威となっているのが前立腺疾患で、青壮年での発生率が高いという。前立腺が炎症すると慢性腎炎や前立腺増殖症、不妊症を起こし、さらに精嚢炎、睾丸炎、膀胱炎などを併発させる。もう1つ脅威は泌尿生殖感染で、早期治療を怠れば感染を繰り返し、最後は不妊症に。このほか、電磁波や放射線、新素材による環境汚染も男性の生殖機能を低下させる要因となっているという。

3、精神的なストレスが大きい。特に中年層は外では仕事上の責任、家では老人の面倒と子女の養育・教育に対する責任が重くのしかかり、ストレスから内分泌失調を起こすという。さらには喫煙や飲酒の習慣から生殖器疾患が発病する。(翻訳・編集/汪葉月)

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