フライメディア 2017年10月13日(金) 20時0分
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もとの施設をリノベーションして、今年新たにオープンした野外モールの「FOUND158(ファウンド158)」は、オープンテラスのカフェ、カジュアルバー、エスニック料理やイタリアンなどの多様多種なレストランが立ち並び、今上海で最も注目を集めているスポットだ。
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「FOUND158」は、公園の中にあり、野外スペースを上手く利用した半地下構造で、明るく、開放的なオープンテラスが広がっている。
バーが多く、人で賑わっていると聞くと、一人で立ち寄るのは躊躇しがちだが、ここは、女性一人でも楽しめる空間をつくり出すためのさまざまな工夫がされていて、ここだけ見ると、さながらテーマパークの施設のようである。
入店しているテナントも英語が通じるお店がほとんどで、多国籍の料理だけではなく、ジャズ音楽が楽しめたり、中央に広がるスペースを使ってイベントが開催されたりしている。
構造をいかしたオープンステラスは、立寄りやすい雰囲気をつくりだし、外からもお店の中が見えることで、室内にいながらも「外飲み」しているかのような開放感がある。
「FOUND158」全体も公園の緑に囲まれていて、外からは見えず、公園に入って初めてその全景が現れることから、別世界に入るような独特の雰囲気があり、このスポットが「都会のオアシス」「隠れ家的空間」と呼ばれることもうなずける。
公園の場所は、ローカル色が強い居住区にあり、周囲には上海下町の光景も広がっているが、一方で上海でも有名な繁華街である淮海中路からも近く、地下からは立ち並ぶ高層ビルも見える。下町のディープな生活とお洒落で異国情緒たっぷりな「FOUND158」のうみだすギャップもまた魅力の一つ。
上海に居住する外国人や観光客もオープンテラスを好んで、安心して飲める場所だと、多く集まっている。日中は公園に家族連れやペットの散歩で訪れる人も多いが、「FOUND158」は夜と比べ人は少なく、カフェでまったり過ごす人も。
これから爽やかで涼しい秋を迎える上海で、外飲みするのにはぴったりのスポットとして多くの人出が予想されている。(提供/フライメディア)
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