自動車を好かなくなった日本人、中国人もそうなるのか―中国メディア

Record China    2017年10月10日(火) 21時0分

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9日、新浪汽車は「日本人は自動車を好かなくなったが、中国人も未来はそうなるのか」とするコラム記事を掲載した。資料写真。

2017年10月9日、新浪汽車は「日本人は自動車を好かなくなったが、中国人も未来はそうなるのか」とするコラム記事を掲載した。

記事は、現在中国の若者が自動車に強い興味を示す一方で、日本では若者のクルマ離れが進んでいると指摘。日本自動車工業会が2015年に実施した調査では、自動車を持たない59%の若者が「車を買いたいと思わない」と回答する結果になったと紹介した。

その一方で、日本にも今の中国の若者のように、若い世代が自動車に夢中になる時期があったと指摘。約40年前に流行した山口百恵のヒット曲に真っ赤なポルシェが登場することを当時の自動車熱を示す一例として挙げ、「70年代から90年代にバブルが崩壊するまで、日本の自動車メーカーは若者を中心とする自動車熱を原動力として、技術面、販売面で猛進したが、バブル崩壊後の景気低迷の中で成長してきた日本の若者は、自動車の根本的な属性が交通手段であることをはっきりと認識しており、自動車の文化やコンセプトは実用性へと回帰していった」と分析している。

記事は、中国人が今進んでいるのは、日本人がかつて歩んできた道だと指摘する。「中国の自動車販売台数は年々増加し、中国の自動車メーカーも世界進出を始めつつある。一方で現在、中国の多くの大都市には地下鉄が走っている。そして、日本同様大都市では駐車が困難になり、渋滞も深刻になっている。遠くない未来、中国人にとって自動車はどんな存在に変わっていくのだろうか」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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