8連休となる大型連休を上海の「居残り組」はどう過ごすか?

フライメディア    2017年10月10日(火) 13時20分

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毎年、春節(旧正月)と並び、「民族の大移動」が話題となる国慶節(10月1日)を祝う連休だが、今年は中秋節(旧暦8月15日で今年は10月4日)もかさなり、8日間の大型連休となった。

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毎年、春節(旧正月)と並び、「民族の大移動」が話題となる国慶節(10月1日)を祝う連休だが、今年は中秋節(旧暦8月15日で今年は10月4日)もかさなり、8日間の大型連休となった。

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大型連休では、国内外へ旅行に出たり、都市で働く地方出身者が帰省したりと、今年は7億人以上の大移動があると予想され、いつも混雑している大都市の市内では圧倒的に人が減る。

上海でも、地方出身者や外国人が帰省したりするため、観光地やショッピングモールをのぞき、個人経営店は連休中営業時間を変更したり、休んでしまうお店も少なくない。また、連休中に日頃の疲労やストレスを癒そうとする若者が海外へと出国し、上海の街も日頃とちがい、ひっそりと静まりかえる。

喧噪からほんの数日ばかり解放される上海でどう連休を過ごすのか?天気予報で、連休は雨や曇りが多い上海。最も多いのが、雨天でも楽しめる近場の大型ショッピングモールへ出かけることだ。

各エリアで建設ラッシュとなっているショッピングモールがここぞとばかりに、大いに役立つ。地下鉄に直結しているところも多く、雨天での移動に便利。集客のための連休セールスやファミリー向けのさまざまなイベントも実施されている。モール内で一番にぎわっているのは、たいていが飲食店のあるフロアや日本で言うところの「デパ地下」だ。甘いものから辛いものまでところせましと並んでいる。

年配者に人気なのは大型スーパー。普段はレジに長蛇の列ができるが、連休中の客はまばら。店内では、赤と黄色のド派手な広告が目立ち、大セールをしていて、購買意欲をかきたてる。

最近では、移動の混雑を避け、あえて都市に残る居残り組もいる。「せっかくの休みにわざわざ疲れにいくことはない」、人が少なくなって、快適になる都市で、ショッピングを楽しんだり、カフェでまったり過ごしたりするほうが「断然かしこい」と思う人も少数派だが、年々増えてきている。

日常生活からかけ離れ、旅行先でリフレッシュしようとしても、また海外へ出てその国を楽しもうとしたとしても、「どこへ行っても中国語が聞こえてくる」、とぼやく声が大きくなってきた昨今、日頃のストレスを発散するには、移動せずにじっとしていることこそ、最高のリフレッシュになるのかもしれない。(提供/フライメディア)

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