2008年5月19日、四川大地震に関するインターネット市民説明会が開催された。席上、交通運輸部道路課の戴東昌（ダイ・ドンチャン）課長は四川省の道路被害は150億元（約2100億円）に達することを明かした。中国政府網が伝えた。

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ネットユーザーからの地震の被害額及び中央政府の救済措置についての質問に対し、戴課長は地震発生の翌日に1000万元（約1億4000万円）、その後5000万元（約7億円）を緊急拠出したことを明かした。これらの資金は寸断された道路交通の回復に用いられるもので、現在被災地では交通インフラと物資輸送の確保に全力を挙げているという。

今後、被災地復興が本格化すれば道路再建にも巨額な費用負担が発生すると見られる。現時点での推定によれば、四川省だけで道路被害は150億元（約2100億円）に達し、中央政府及び交通運輸部も資金確保に協力すると回答した。（翻訳・編集/KT）