<中国人観光客が見た日本>お寺で見た中国ではありえない光景

Record China    2017年10月7日(土) 12時10分

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3日、日本はさまざまな面で「恐ろしい」と聞かされていたという中国人旅行者が、実際に目にした日本についてつづっている。

2017年10月3日、日本はさまざまな面で「恐ろしい」と聞かされていたという中国人旅行者が、実際に目にした日本についてつづっている。以下はその内容。

「日本は恐ろしい民族だ」「トイレの便器の水は飲めるほどきれいだ」と多くの人が話すのを見て、ちょっと病的だなと思っていた。日本の水道水は直接飲めることは多くの人が知っている。自分も飲んだことがある。異臭はなく、翌日に腹を下すこともなかった。

日本では多くの人がハンカチを携帯している。学校の子どもたちはピクニックにそろって水筒を持参する。ランチ時の公園では、サラリーマンが弁当箱を広げ、喫煙場所の灰皿で一服してから立ち去るのも目にした。

中国のある音楽家は、自身の体験として、「日本の10万人規模の野外音楽イベントが終わった後、会場には紙くず一つ落ちてなく、指定の場所にごみを捨てる人たちが順番待ちの列を作っていた」と、その恐ろしさを表現している。中国なら、数十トンのごみがどうのこうのと伝えられていたことだろう。

「日本人はぺこぺこお辞儀ばかりしていて少しも気骨がない」。多くの人がそう言う。だが買い物の場面であれ、人に道を尋ねる時であれ、とても礼儀正しいことに気づくはずだ。深々とお辞儀をされれば、こちらも返さないわけにはいかない。店員がお釣りを渡す時はもう片方の手を添える。旅館でチェックアウトすれば見送りのために玄関まで出てきて扉まで開けてくれて「またのお越しをお待ちしています」。土産物屋のおばさんも同様だ。

日本人が話すことのほとんどは聞き取れないが、漢字があるおかげで見て理解できることも少なくない。驚かされたのは、日本の寺の仏像には中国と同じくらい気高いイメージがあることだ。しかも、小学校の先生が子どもたちにそうした仏像の由来らしきことを説明し、一緒にお参りまでしていた。これは中国では想像もつかない状況だ。中国ならすぐに「封建的な迷信活動」のレッテルを貼られることだろう。中国にももちろん宗教はあるが、多くは農村のおばあさんたちが食事を終えた後にようやくお参りに行くイメージだ。

こうした文化を日本人は確実に次の世代へと伝えている。自分たちには、子どもたちに伝えられるものがあるのだろうか。(翻訳・編集/柳川)

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