<四川大地震>住民2000人に危険迫る、土砂崩れ巨大湖の水位上昇続く―青川県

Record China    2008年5月18日(日) 10時23分

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17日、四川省大地震で発生した土砂崩れにより、同省青川県を流れる青竹江がせき止められ湖を形成。この水位が上昇を続けており、下流の住民2000人に二次災害の危険が迫っている。写真は15日、同県での救助活動のため北京入りした日本の援助隊。

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2008年5月17日、四川省で12日に発生した大地震により同省青川県を流れる青竹江両岸に大規模な土砂崩れが発生した。せき止められた川の水が巨大な湖を形成。その水位が上昇を続けているため、下流に住む住民2000人に二次災害の危険が迫っている。「新華網」が伝えた。

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土砂崩れは青竹江のほかに紅石河でも発生。これらの上流にある紅光郷(郷=中国の最小行政単位)では、せき止められた川の水が1000万立方メートルを超える湖となった。湖の水位は刻々と上昇しており、あと2〜3mで湖が決壊するとの専門家の意見も。下流に住む2000人を超える住民らが二次災害に巻き込まれる危険性が高まっている。

四川省国土資源庁の専門家も、現地の地盤はゆるんで湖決壊の可能性は高く、決壊後は40kmにわたって青竹江の川床が5m上昇すると予測している。現在、該当地区の住民は安全な場所へ避難を開始。国家国土資源部と水利部の専門家は共同で、爆薬を使った土砂崩れ箇所の処理方法を検討中とのこと。(翻訳・編集/本郷)

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