人民網日本語版 2017年9月27日(水) 12時20分
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微信の支払いサービス「微信支付(Wechat Pay)」チームは22日、タイ・バンコクで開催された「第3回スマートシティ・電子政務アジア太平洋フォーラム」において、「2017年中国スマートライフ報告」を発表した。
微信の支払いサービス「微信支付(Wechat Pay)」チームは22日、タイ・バンコクで開催された「第3回スマートシティ・電子政務アジア太平洋フォーラム」において、フォーラム参加者に対してスマートシティの中国における実践状況を紹介すると同時に、「2017年中国スマートライフ報告」を発表した。中国では、モバイル決済が新たなブームとなっており、携帯端末による支払いなど、キャッシュレスの決済方式が中国人の日常生活において広く採用されていることが、報告から明らかになった。新華社が報じた。
同報告は、6596人のユーザーサンプルを対象とした調査研究を基盤とし、中国324都市におけるスマートライフの発展・普及状況に関する評価を行っている。報告によると、回答者の40%は、「普段外出する際に携帯する現金は100元(約1700円)以下」と答え、「現金を一切持たずに外出しても問題ない」と考えている人は84%に上った。
微信支付海外業務の責任者である殷潔氏はフォーラムにおいて、「決済とSNSの結合、特に微信のお年玉サービス『微信紅包』を革新することによって、ユーザーがごく短時間でモバイル決済のハードルをユーザーが乗り越え、スマートライフを満喫できるよう微信支付がサポートする。これは、中国だけが持つユニークな特色であり、中国モバイル決済のために膨大な数のユーザーという基盤を築き上げると同時に、中国のスマートライフが世界の最先端を進むという歴史的偉業を可能としている」と語った。
報告では、「中国のIT企業は、国内に完璧な生態システムを確立した。彼らは今後、世界の金融ITやデジタル金融の発展に多大な貢献をするであろう」と指摘している。
同報告は、騰訊(テンセント)研究院、中国人民大学重陽金融研究院、グローバル市場調査機関イプソスが共同で編纂した。(編集KM)
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