被災地・四川省描く「二十四城記」上映、賈樟柯監督「国際的認識を」―カンヌ映画祭

Record China    2008年5月17日(土) 16時10分

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16日、第61回「カンヌ国際映画祭」で、最新作「二十四城記」がコンペティション部門にノミネートされているジャ・ジャンクー監督がインタビューに答えた。

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2008年5月16日、第61回「カンヌ国際映画祭」で、最新作「二十四城記」がコンペティション部門にノミネートされているジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督がインタビューに答えた。東方早報が伝えた。

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「二十四城記」の舞台は、四川省成都市の国営工場。1950年代から80年代にかけて、3世代の女性を通じて、地方都市の発展と環境、人々の変化を描いている。

今回の映画を、「中国の観客向けに作った」というジャ監督。「国際市場を意識していなかったから、ノミネートには驚いたし、外国人に理解できない部分もあると思う」と話しているが、「ただ、外国から見た中国への印象はきわめて単一なので、映画を通じて多方面からリアルに中国を感じてもらえれば」と、メッセージを送っていた。

今月12日、舞台になった成都市を未曾有の大地震が襲い、「二十四城記」も今回の映画祭で大きな話題を集めている。これについて、ジャ監督は、「災難にあえぐ都市を、国際舞台で広く知ってもらうことも、非常に重要だと思う」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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