<四川大地震>土砂崩れ、堤防決壊など二次災害の恐れ強まる―中国

Record China    2008年5月16日(金) 9時12分

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15日、中国国土資源部は航空写真による四川大地震被災地の分析結果を発表。北川県、ぶん川県の被害は深刻で、二次災害が発生する可能性も高いという。写真はぶん川県。1994年の撮影。

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2008年5月15日、国土資源部は航空写真による四川大地震被災地の分析結果を発表した。北川県、[シ文]川(ぶんせん)県の被害は深刻で、二次災害が発生する可能性も高いという。中国新聞社が伝えた。

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14日、国土資源部は被災地の航空写真を撮影、ただちに専門家による分析を実施した。その結果、北川県、[シ文]川県で69か所もの大規模な家屋倒壊を確認した。倒壊面積は小規模なもので500平方メートル、大規模なものになると1万平方メートルに達するという。道路、橋の被害は38か所、5390メートルに達する。

また、10万立方メートル以上の土砂崩れ19か所が確認されている。北川県市街地付近では土砂崩れによって川が寸断されているが、現地では比較的強い雨が降り続いているためこのままでは堤防決壊による二次災害の恐れがあるという。このほかにも50万から100万立方メートルの土砂崩れが発生する危険性が高まっている地点が少なくとも6か所はあり、余震や降雨の影響が心配されている。(翻訳・編集/KT)

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