<四川大地震>国営TVアナが涙の報道=ネット上は賞賛の嵐―中国

Record China    2008年5月15日(木) 11時0分

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13日、四川大地震を受けて、国営中央テレビ(CCTV)では24時間生中継で被災地の状況を伝えている。だが報道の仕方をめぐり、ネット上ではCCTV記者への批判とアナウンサーへの賛美が交錯している。写真は涙ながらにニュースを伝えるCCTVの趙普アナ。

2008年5月13日、12日の四川大地震を受けて、国営中央テレビ(CCTV)では24時間生中継で被災地の状況を伝えている。だが、この報道の仕方をめぐり、ネット上ではCCTV記者への激しい批判とニュースを伝えるアナウンサーへの賛美が飛び交っている。中国娯楽ネットが伝えた。

ネット上でバッシングに遭っているのは、被災した世界遺産「都江堰(とこうえん)」に派遣されたCCTVの徐[口那](シュー・ナー)記者。現在は、「学校での救出活動がほぼ終わりを迎えている」ことを理由に、成都のホテルに戻ってしまった。また、中継の際も「私が思うには」「多分…」などはっきりしない発言が目立ち、「記者の使命を果たしていない」と批判の声が殺到。ネット上の徐記者を非難する書き込みは5600にも達した。

一方、CCTVの趙普(ジャオ・プー)アナウンサーは、目に涙をためながら「私達のこの土地では、助け合いの精神が生きている。だからこそ、こうした救援活動が出来るのだ」と感動的に報道。涙を堪えながら最後までニュースを伝え切った姿に多くの視聴者が胸を打たれ、ネット上には同アナを絶賛する書き込みが溢れているという。(翻訳・編集/NN)

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