オランダのクリンゲンタール国際関係研究所のFrans-Paul van der Putten氏は「アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカの各国で、中国の国有企業と中国政府は、港湾およびそれに関連する資産の金融業者、建設業者、運営業者、所有者、主要消費者として、長期的な経済的影響力を獲得している」とし「そうした影響はある意味、政治的な影響ももたらす可能性がある」と指摘する。中国の港湾買収は、単なる港湾開発ではなく、製造地域やビジネスセンター、住宅プロジェクトなどを含む輸送を中心とした経済地域を作り出し、地元経済にも直接的かつ積極的な効果をもたらしている。
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