<四川大地震>生き埋め多数、被災地への道路は落石で寸断―四川省都江堰市

Record China    2008年5月13日(火) 4時49分

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12日、四川省で同日午後に発生した地震で、都江堰市から震源地であるアバ・チベット族チャン族自治州に向かう道路は、大量の落石や建物の崩壊などにより完全に寸断。写真は地震発生後の都江堰市。

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2008年5月12日、同日午後に四川省アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川(ぶんせん)県で発生したマグニチュード7.8の地震により、震源地の[シ文]川県を走る国道312号線では、山崩れによる大量の落石が発生。付近を走行中の車数台が落石に巻き込まれ、複数の負傷者が出たもよう。新華社サイト「新華網」が伝えた。

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震源地から成都市へ向かう途中に位置する都江堰(とこうえん)市では、有名な観光地「二王廟」付近で山崩れが発生していたとの目撃証言も。同市では多くの建物が崩壊し、生き埋めになっている人々が多数いるとの報告もあるが、正確な人数は不明のまま。

震源地から約100km離れた同市では、警察車両が重傷者を病院へ搬送。路上のいたるところで負傷者の姿を確認できた。校舎一棟が崩壊した都江堰市聚源中学では、多数の生徒が生き埋めになっており、同日午後5時40分(現地時間)までに数十名が救助されたが、瓦礫の下からはなおも助けを求める子供たちの声が聞こえるという。市警察は都江堰市から[シ文]川県に向かう道路は完全に寸断され通行不能と発表している。(翻訳・編集/本郷)

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