Record China 2017年9月1日(金) 12時50分
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31日、サッカー・ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選でA組2位の韓国がすでに予選突破を決めたイランとホームで対戦、0−0で引き分け、この日の本選出場権獲得はならなかった。資料写真。
2017年8月31日、サッカー・ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選でA組2位の韓国がすでに予選突破を決めたイランとホームで対戦、0−0で引き分け、この日の本選出場権獲得はならなかった。
試合後、勝利を収められなかった原因について韓国のスポーツ紙などがさまざま報じているが、この中で複数のメディアが注目しているのが、試合会場となったソウルワールドカップ競技場のスタジアムの「芝の状態」だ。
「スポーツ韓国」によると、この日フルタイム出場した韓国のエースストライカー、ソン・フンミンは試合後、「とても残念だ。(スコアが)引き分けでも内容では負けた気分だ」と語り、「努力はたくさんしたが結果が及ばなかった。個人的に責任を感じているが、攻撃を広げられるような芝の状態ではなかった。大事な試合を前にして、いったい誰が冒険的にプレーできるか聞きたくなるくらいだ。それほど芝生が良くなかった」と振り返った。
また、ノーカットニュースも芝の問題を取り上げ、「ソウルワールドカップ競技場は韓国サッカーの聖地だ。だが芝の状態は散々なもの。韓国サッカーの聖地がむしろ韓国サッカーを泣かせている」と報じ、今年3月、やはりアジア最終予選のシリア戦後に、韓国代表キャプテンのキ・ソンヨンが同競技場について「芝の状態に怒りを覚える。代表チームの競技場としてはまったく試合ができない会場だ」と語っていたことを伝えている。
しかしこうしたエースの発言や報道に、韓国のネットユーザーからは激しいブーイングが起こっている。コメント欄には「言い訳はやめろ」「芝のせい?恥ずかしい。それならイランは何?同じ条件で試合したのに」「確かに芝の状態は良くなかったけど、君たちの実力は…」「韓国は今も昔も全部『芝のせい』」などの批判が並んだ。
また中には、今回の芝の状態を「好条件」として「芝のおかげで引き分けになった」「芝がもっと良かったら3−0くらいで負けてたんじゃない?」と皮肉るユーザーも。
一方で、「韓国サッカー協会はメンバーを総入れ替えすべき。芝が問題視されることが分かっていながら競技場を選んだのだから、協会に問題がある」「韓国の敵は韓国だった。韓国が韓国代表チームをないがしろにした」と選手の立場を擁護するコメントも一部みられた。
なお韓国代表は9月1日に「最後の試合地」であるウズベキスタンへ向け出発、5日0時(日本時間6日0時)にウズベキスタンと最終節を戦う。この試合を引き分け以上とし、なおかつシリアがイランに勝利しなければ、韓国はA組2位でW杯進出が可能になる。(翻訳・編集/松村)
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