「中国清算論」の秘密を暴露、中国に泥を塗るためにどんな手を使っているのか―中国メディア

Record China    2020年4月7日(火) 9時40分

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5日、中国中央テレビは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い英国内でまん延している「中国清算論」について報道した。写真は天安門広場。

2020年4月5日、中国中央テレビ(CCTV)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い英国内でまん延している「中国清算論」について報道した。

報道は、3月29日に英ジョンソン首相が新型ウイルスに感染していると報じられる中、英紙デーリー・メールが「中国清算論」を掲げ、英政府高官が新型ウイルスに関する中国政府のやり方に怒りを示し、対中重視政策の見直しを求めていると報じたことを紹介。多くの読者を引き付けるために「怒りやうそ、清算といった極めてセンセーショナルな文字を使用した」と伝えた。

そして、同紙の報道が出た後にはタイムズ、デーリー・テレグラフ、ガーディアンといった英大手紙も続々と中国への非難に加わり、さらにはSNS上で拡散して大きな世論の波を引き起こしたとしている。また、メディアのみならず、野心を持った一部政治家もこの流れに乗じており、与党・保守党の重鎮イアン・ダンカン・スミス氏が2日に豪メディア・スカイニュースで「中国清算論」を吹聴したと紹介している。

そのうえで、英学士院会員で、社会人類学の専門家であるアイロン・マクファーランド氏が「英国内における5G通信整備へのファーウェイの参加に反対する保守党の右派政治家が、新型ウイルスに関する議論に乗じて現政権の決定を覆そうと試みている。彼らは欧州連合(EU)離脱後の英国は米国に頼ることになると認識しているため、米国の機嫌を取るために中国を攻撃する言論を発表しているのだ」と分析したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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