人民網日本語版 2017年8月30日(水) 12時30分
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上海市公安局は27日夜、微博公式アカウント「警民直通車-上海」を通して、中国の元慰安婦のSNSスタンプを作成した上海似顔絵科技有限公司に対して、警告処分を下したほか、罰金1万5千元(約24万7500円)を課したことを明らかにした。
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上海市公安局は27日夜、微博公式アカウント「警民直通車-上海」を通して、中国の元慰安婦のSNSスタンプを作成した上海似顔絵科技有限公司に対して、警告処分を下したほか、罰金1万5千元(約24万7500円)を課したことを明らかにした。さらに、2カ月間のネットワーク業務などの停止処分にし、同業者の法定代表者と面会して警告を与えた。人民網が報じた。
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今月18日、ネット上に元慰安婦の画像を使用した動くSNSスタンプが登場し、批判が殺到していた。上海市公安局も通常のネットパトロール中に同スタンプを発見し、すぐに調査を始めた。そして、連日の綿密な調査を経て証拠を集め、黄浦分局が「コンピューター情報ネットワーク国際ネットワーキング安全保護管理弁法」に基づき、上海似顔絵科技有限公司に処分を課した。
警察は同業者の法定代表者・丁と、関連の責任者である李、趙、葛らに厳重に戒告した。4人は、違法行為を認めており、問題の深刻さを認識し、強く反省しているという。
警察は、同業者が注目を集める効果と経済利益のために、超えてはいけないモラルの一線を越えたと指摘。民族感情に欠け、注目を集めるために非常識にも元慰安婦のSNSスタンプを違法製作し、それを広めることで元慰安婦の苦悩に満ちた歴史のイメージや社会評価に悪影響を及ぼしているため、同業者とその従業員に対して法律に基づいて調査した上で処分を下す必要があったとしている。(編集KN)
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