2008年5月6日、中国チベット自治区の向巴平措（ジャンパプンツォク）主席は、今年の第1四半期におけるチベット経済について、「3・14事件」の影響で増加スピードが6．6ポイント減少したと報告した。中国新聞ネットが伝えた。

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同主席は6日に開かれた「チベット全区第1四半期経済状況に関する報告会」の席上で、今年の第1四半期におけるチベットの総生産額は、前年同期比10．4％増の76億元（約1060億円）と報告。経済総量、消費総額、財政収入の増加スピードがわずかに減速したが、全体的には安定した発展情勢が保たれているとした。だが、「『3・14事件』の影響は予想以上に大きかった」と述べ、「全面的な回復までは長い時間が必要だ」と指摘した。

また、チベット自治区の●（＝赤におおざと）鵬（ハオ・ポン）常務副主席も「3・14事件」の影響について、「直接的経済損失は深刻、間接的経済損失は計り知れない」と述べた。（翻訳・編集/NN）