ダライ・ラマ側との協議は「終始和やかな雰囲気」―中国メディア

Record China    2008年5月6日(火) 15時34分

拡大

4日、中国政府当局の責任者とダライ・ラマ14世の特使が非公式会談を行い、意見の一致には至らなかったものの終始和やかな雰囲気だったと報じられた。写真はチベット仏教の聖地・ポタラ宮。

(1 / 9 枚)

2008年5月4日、中国新聞社が北京の関係筋からの情報として、中国政府当局の責任者とダライ・ラマ14世の特使が4日晩に非公式会談を行い、意見の一致には至らなかったものの終始和やかな雰囲気だったと報じた。

その他の写真

胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席は4日午前、訪日を前に日本のメディア16社と会見し、「ダライ方面から何度も協議の申し出があったので、中国政府当局の責任者が本日、ダライ・ラマの特使と非公式会談を行っている。今回は積極的な成果が得られることを期待する」と述べた。

会談には、中国政府当局の責任者として朱維群(ジュー・ウェイチュン)氏と斯塔(スー・ター)氏、ダライ・ラマ14世の特使としてロディ・ギャリ氏とケルサン・ギャルツェン氏が参加。中国政府当局の責任者は、「チベット騒乱で中央政府が採った措置は全て法に基づいており、完全に正しかった」と述べ、「チベット族を含む中国人民全体の支持を得ている」と強調した。

さらに、「ダライ方面は、祖国分裂の活動や暴力行為の扇動、北京五輪の破壊活動を完全に止めるよう」促し、「中央政府の対ダライ政策はこれからも変わらない」と述べた。具体的な日程は未定だが、次回協議の約束も交わしたという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携