2008年5月5日、安徽省阜陽市を中心に猛威を奮っている手足口病(エンテロウイルス71型)だが、安徽省衛生庁によると、今月4日までに省内の感染者が5840人に上ったことが分かった。中国新聞社の報道。

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4日から5日の1日で、安徽省阜陽市では新たな患者398人が報告されている。うち、入院治療を要する患者は253人、死亡例は報告されていない。また、これまでの統計で治癒した患者は2642人、現在も入院治療中の患者が1634人となっている。

適切な治療と感染拡散防止のため、4日には北京や上海などから臨床専門家35人が阜陽市入りし、治療活動に従事している。また5日、安徽省は全省115か所の医療機関リストを作成し、それぞれ手足口病の治療に当たらせているほか、緊急に各医療機関へ治療設備を補充している。

また、衛生部の劉謙(リウ・チエン)副部長が4日に阜陽市入りし、緊急会議の席上で、衛生部から配備した必要人員や設備がすでに救援活動に入っていることや、幼稚園や託児所などの施設に対して消毒活動を強化することを発表した。(翻訳・編集/愛玉)