<中華経済>専門家予想、4月CPIは8.1%上昇、利上げは見送り―中国

Record China    2008年5月5日(月) 19時9分

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5日、3日付中国経営報は、投資銀行や国内の証券会社のアナリストの見方を総括し、08年4月の中国のCPI(消費者物価指数)は前年同月比8.1%の上昇にとどまるとの予測を掲載した。

2008年5月5日、3日付中国経営報は、投資銀行や国内の証券会社のアナリストの見方を総括し、08年4月の中国のCPI(消費者物価指数)は前年同月比8.1%の上昇にとどまるとの予測を掲載した。11年ぶりの高水準を2カ月連続で維持した2月の8.7%、3月の8.3%の上昇率を下回ることになる。

中国の大手証券会社、中信証券のアナリストによると、農産物価格の下落がCPI上昇減速の主因。4月後半は、穀物価格が高水準を維持したが、野菜価格は供給安定で最大50%下落した。同要因を根拠に、4月のCPI上昇率は7.9%までに減速すると予測する専門家もいる。

中国人民銀行(中央銀行)による預金・貸出基準金利の引き上げの可能性については、インフレ圧力の緩和と、中国を取り巻く経済情勢の変化を理由に、経済アナリストの間では5月の利上げは皆無との見方が大勢。

モルガン・スタンレーは、米経済の失速が中国経済の過熱を落ち着かせる作用となることから、中国政府は過度な経済引き締めを行う必要はないと報告し、人民銀の08年内の利上げはないとの予想を維持した。(翻訳・編集/HI)

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