東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、上半期に中国で最も売れた紙版書籍に―中国メディア

人民網日本語版    2017年8月1日(火) 7時20分

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アマゾン中国が25日、2017年上半期図書ランキングを発表し、今年上半期に売り上げのランキングトップに入った紙版書籍は上から、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、「我們■(■は人へんに三)」、「未来簡史」となった。資料写真。

アマゾン中国が25日、2017年上半期図書ランキングを発表し、今年上半期に売り上げのランキングトップに入った紙版書籍は上から、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、「我們■(■は人へんに三)」、「未来簡史」となった。新華社が伝えた。

同ランキングによると、社会科学系の書籍や名作が人気を集めている。上半期紙版書籍売り上げランキングトップ10のうち、社会科学系の書籍は、「Homo Deus: A Brief History of Tomorrow」、「Sapiens: A Brief History of Humankind」、「シルクロード:全く新しい世界史」の3冊だった。名作である「君のためなら千回でも(The Kite Runner)」などはランキング上位を維持したほか、「人民的名義(In the name of people)」は同名ドラマのヒットをうけ、上半期で最も売り上げの良かった新作となった。このほど、ドラマ「我的前半生」の人気で、その原作小説の売り上げも好調で、「我的前半生」の紙版書籍の売り上げは、7月4日の同ドラマ放送開始から1週間で、放送開始前1週間の600倍となった。

読書好きの多い都市ランキングでは上から順に、合肥鄭州、長春がランクインし、そのうち、合肥と鄭州が2年連続でそれぞれ1位と2位の座を維持した。人口基数と購入数は正の相関関係にあるため、北京・上海広州深センの四大一線都市の書籍購入数が最多となった。購入してすぐに黙々と読み進める人が多いという理由で、温州、紹興、湛江がKindleの電子書籍を読み終わった人の割合が最高だった。(提供/人民網日本語版・編集YK)

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