2008年5月3日、米国のニュース専門チャンネルCNNのキャスターが中国人を侮辱する内容の発言を行ったとして、中国国内はもとより全世界の中国系住民による抗議が続いている件で、CNNは数日中にも中国側に対して正式な謝罪を行う見込み。「人民網」が伝えた。

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ニューヨーク在住の女性実業家・梁淑冰（リャン・シュービン）さんと北京市内の小学校教師・李麗蘭（リー・リーラン）さんが連名で中国人1人あたり1ドル、総額13億ドルの損害賠償を求めてCNN側を提訴した件で、2人の代理人である弁護士事務所が明らかにした。

これによると、同弁護士事務所はほぼ連日のようにCNN本社の国際事業部の責任者と電話で話し合いを行っており、そのなかでCNN側は中国と中国人民に対して深い謝罪の意を抱いており、先に行った謝罪よりもさらに踏み込んだ内容の謝罪文を作成し、この数日中にも同弁護士事務所と中国外交部へ送り届ける準備があると話したという。こうしたCNNの姿勢について原告2人も態度を軟化させており、謝罪文の内容と中国人民の反応によっては提訴を取り下げる可能性もあると示唆した。（翻訳・編集/本郷）