Record China 2017年7月19日(水) 9時40分
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18日、米ボイス・オブ・アメリカは、今月テスト飛行に成功し大量生産の段階に入った中国製の無人攻撃機「CH−5(彩虹−5)」が、半分の価格で米国製トップセラー機に対抗しようとしていると伝えている。写真はCH-5。
2017年7月18日、米ボイス・オブ・アメリカによると、今月テスト飛行に成功し大量生産の段階に入った中国製の無人攻撃機「CH−5(彩虹−5)」が、半分の価格で米国製トップセラー機に対抗しようとしている。
英語で「死神」を意味する「リーパー」と名付けられた米国製のMQ−9は、地上の目標を攻撃することができる世界で初めての無人機であり、2013年の米国の予算報告によると、その価格は1690万ドル(約19億円)と世界で最も高価な無人機だ。
中国国内での報道によると、CH−5は、最大16発の空対地ミサイルを搭載し、滞空時間は40時間と長く、将来のグレードアップ版は120時間に達することが有望だ。3000キロ離れた目標に飛行し、最大20時間そこにとどまることができる。
だが、中国の専門家は、MQ−9に比べた弱点を指摘している。MQ−9は1万2000〜1万5000メートルまで上昇し、地上からの攻撃の多くを回避できるが、CH−5は9000メートル以上の高さでは活動できない。この専門家は「これは比較的弱いエンジンの副産物であり、航空機エンジン技術では中国はまだ西側に遅れている」としている。
CH−5を開発した中国航天科技集団公司によると、同シリーズの無人機は世界数十カ国向けに販売されている。
米国務省は、中国が13年から23年までの10年間に約4万2000機の無人機を製造し、販売額は100億ドル(約1兆1200万円)を超えると試算している。(翻訳・編集/柳川)
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