致死率トップは肺癌、過去30年で5.65倍上昇―衛生部

Record China    2008年5月1日(木) 18時31分

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30日、中国衛生部が前日に公布した第3回「全国死因調査」によると、過去30年間で肺癌による致死率が5.65倍上昇し、肝臓癌にかわって癌による致死率のトップとなった。資料写真。

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2008年4月30日、衛生部が前日に公布した第3回「全国死因調査」によると、過去30年間で肺癌による致死率が5.65倍上昇し、肝臓癌にかわって癌による致死率のトップとなった。新華社の報道。

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衛生部疾病予防控制局局長・斉小秋(チー・シアオチウ)氏が29日の記者会見で明かしたところによると、近年の環境やライフスタイルの変化によって、癌による致死率に目に見える変化が現れたという。肺癌、肝臓癌、結腸癌、乳腺癌、膀胱癌による致死率が上昇しており、中でも肺癌による死亡率は過去30年間で5.65倍、乳腺癌による致死率は約2倍に増加している。

中国国民の癌による致死率は世界と比較しても高い。70年代中ごろに比べ、その致死率は1.8倍となっており、主に都市居住者に癌の致死率が高くなっている。衛生部では今後、国民に癌に対する正しい知識を広めるため、啓蒙活動に力を入れるとしている。(翻訳・編集/愛玉)

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