中国で日本人35人が拘束、日本のネットユーザーから中国当局への称賛続々―中国メディア

Record China    2017年7月13日(木) 11時20分

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12日、毎日経済新聞は、日本向けの振り込め詐欺に関与した疑いで、日本人35人が中国で刑事拘留されたと伝えるとともに、日本のネット上で称賛の声が出ていると報じた。写真は中国の振り込め詐欺注意喚起ポスター。

2017年7月12日、毎日経済新聞は、中国で日本向けの振り込め詐欺に関わっていた疑いで、日本人35人が福建省で刑事拘留されていることを伝えるとともに、中国当局の行動に日本のネットユーザーから称賛の声が上がっていると報じた。

中国当局は3日、日本政府に対して、福建省で詐欺の疑いにより日本人35人を刑事拘留していると通知した。35人は日本に電話をかけて巨額の現金をだまし取る振り込め詐欺に関与していた疑いがあり、日本の警察庁が中国側に捜査協力を求めていた。

記事は、日本のメディアが今回の件について、「日中間には容疑者の引き渡しに関する条約が締結されていないため、35人の処置については中国の司法当局の判断次第」「中国側が身柄引き渡しや強制送還を行わない場合は、日本側が中国の法律に基づく代理処罰を求める可能性がある」などと報じていることを紹介した。

なお、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は12日の定例記者会見で「6月30日、35人の日本人が詐欺の疑いで中国の地方公安機関によって刑事拘留された」とし、報道が事実であることを認めている。

記事が着目したのは、日本のネットユーザーの反応で「相次いで中国を評価する声があ上がっている」と伝えている。実際、大手ニュースサイトのコメント欄や掲示板には「捕まえていただきありがとうございます」「この件に関してはありがとうございます」「重大犯罪に極刑で臨む中国の厳しさは見習うべき」など、評価するコメントが多数。

また、「日本も一緒に捜査していたのなら間違ってはいなさそう。中国流で裁いてもいい」「たっぷりお灸をすえてやってください」「氷山の一角」などとするコメントも出ている。(翻訳・編集/川尻

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