Record China 2017年7月11日(火) 5時50分
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10日、環球網によると、韓国では近年、パイロットの転職が増えており、そのうちの少なくない数がより高い報酬を得られる中国の航空会社に新天地を求めている。資料写真。
2017年7月10日、環球網によると、韓国では近年、パイロットの転職が増えており、そのうちの少なくない数がより高い報酬を得られる中国の航空会社に新天地を求めている。
記事は韓国・亜洲経済の報道を引用して伝えたもので、韓国では先日、政府や航空会社幹部が人材育成、パイロットの流出防止策を話し合う会議が開催された。この中で大手航空会社は格安航空会社(LCC)の台頭や、中国など海外の航空会社の手厚い待遇などがパイロット争奪戦をより激しくしていると指摘。ここ数年、チェジュ航空、エアプサン、ジンエアー、ティーウェイ航空、イースター航空など急速に成長するLCCが航空機や路線数を増やし続けていることがパイロット不足をより深刻にしているほか、海外の航空会社に転職するパイロットも増えているという。
データによると、昨年末までに離職した韓国人パイロットは大韓航空109人、アシアナ航空78人、ジンエアー31人、イースター航空21人、エアプサン19人、チェジュ航空18人、ティーウェイ航空10人。うち、15年に海外の航空会社に転職した人は92人、16年は100人だった。また、中国の航空会社に在籍する外国人パイロットは全体の7.3%に当たる1500人(16年)で、うち韓国人パイロットは203人だった。
韓国の航空会社の間からは「一人の機長を育てるのに大量の人的、物的、財的投入が必要」として政府の支援は欠かせないとの声が上がっているという。(翻訳・編集/野谷)
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