人民網日本語版 2017年7月9日(日) 17時50分
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G20ハンブルクサミットが7日に引き続き8日にもドイツ・ハンブルクで開催された。習近平国家主席が出席した。
G20ハンブルクサミットが7日に引き続き8日にもドイツ・ハンブルクで開催された。習近平国家主席が出席した。人民日報が伝えた。
習主席はアフリカのパートナーシップ問題についての話し合いの中で、「アフリカの発展を支援することは世界経済の均衡、包摂的成長の推進にプラスになる。真実で誠意ある対アフリカ政策の理念をもち、いかなる政治的条件も加えず、確かなプロジェクトを通じてアフリカの発展を支援する。2015年に行われた中国・アフリカ協力フォーラムサミットで、中国はアフリカの発展を支援するための『10大協力計画』を打ち出し、アフリカの工業化と農業の現代化を牽引役とし、産業の連携と生産能力協力を重点として、アフリカ連合の『アジェンダ2063』と一致した。中国はG20がアフリカの発展に対する関心と投資を拡大し、杭州サミットで打ち出された『G20アフリカと最も発展の遅れた国家の工業化支援イニシアティブ』をともに実現させることを希望する」と指摘した。
習主席はデジタル化問題についての話し合いの中で、「G20は手を取り合って成長や雇用にプラスになるデジタル経済を構築して、世界経済により幅広い可能性を切り開く必要がある。第一に、私たちはデジタル化革命に主体的に適応し、経済成長の新エネルギーを育成し、構造改革を積極的に推進し、デジタル経済と実体経済の融合発展を促進しなければならない。杭州サミットで確定された『G20デジタル経済発展・協力のイニシアティブ』、『G20新産業革命行動計画』を着実に実施しなければならない。第二に、私たちはリスクと課題をともに解決し、デジタル経済が開放的で包摂的な方向へ発展するよう推進しなければならない。デジタル化生産や人工知能(AI)などが各国の雇用に与える影響を重視し、積極的な雇用政策をともに実施しなければならない。第三に、私たちは手を取り合って協力し、デジタル経済の発展にプラスとなる国際環境をともに創出し、発展戦略の連携を強化し、デジタル化の応用水準をともに引き上げなければならない。平和、安全、開放的、協力をモットーとしたサイバー空間の構築を推進し、多国間の透明性が高く包摂的なデジタル分野での国際貿易ルールを模索し確立しなければならない」と強調した。
サミットでは「G20ハンブルクサミットのコミュニケ」が可決され、今という時代における課題に対応し、互いにつながる世界を形作ることが、G20が国際経済協力の主要フォーラムとして掲げる共通の目標であることが強調された。(編集KS)
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