民族に相応しい「母の日」を!旧暦4月2日を「中華母の日」に制定?―中国

Record China    2008年4月29日(火) 8時54分

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26日、5月の第2日曜日は「母の日」だが、中国では「母の日」を孟子の生母が生まれた旧暦4月2日に変更し、「中華母の日」に定めようとする運動が活発化している。今年の議会でも提案され、支持を受けたという。資料写真。

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2008年4月26日、5月の第2日曜日は「母の日」だが、中国では「母の日」を孟子(もうし)の生母が生まれた旧暦4月2日に変更し、「中華母の日」に定めようとする運動が活発化している。今年の「両会」(国会とその助言機関)でも提案され、支持を受けたという。中国新聞ネットが伝えた。

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この日開かれた「中華母の日高層フォーラム」には、100人以上の学者が集まった。「中華母の日促進会」の李漢秋(リー・ハンチウ)会長は、「現行の母の日の『母』は、西洋人がモチーフとなっている」と述べ、「中華民族の精神を育むには、中国人の『母』をモチーフとした『中華母の日』が不可欠」と訴えた。

同会が提唱する「母」は、戦国時代の儒教者である孟子の生母。「孟母三遷」(もうぼさんせん)という故事成語の由来になっている。その意味は、「子供の教育には環境が大切」。幼い頃の環境が、後の人格形成に大きく影響するという教えだ。孟子の母は孟子が幼い頃、子供の教育に相応しい土地に落ち着くまで、3度引越しをしたと伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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