「ウェディング・バンケット(1993)」「ブロークバック・マウンテン(2005)」と過去にも2作で同性愛を描き、高い評価を得ているアン・リー監督の新作は再度、ノンフィクションに題材をとったゲイ映画で、「Taking Woodstock」という仮タイトルがつけられている。これはゲイのデザイナー、エリオット・タイバー氏の回顧録「Taking Woodstock; A True Story of a Riot、 a Concert、 a Life」が原作。タイバー氏は「ロック史上最大の野外フェスティバル」として伝説的な1969年の「ウッドストック・フェスティバル」を立ち上げた人物で、ウッドストック実現までの道のりと、同性愛をカミングアウトする様をコミカルなタッチで描くものになるという。
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