理解に苦しむ行動を繰り返す中国人、国内外で問題多発―海外メディア

Record China    2017年6月27日(火) 7時50分

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中国の国内外で一部の中国人による不可解な行動が後を絶たない。写真はマナー遵守を呼びかける東京都の看板。

2017年6月26日、中国僑網によると、マレーシア紙ザ・スター電子版は中国の国内外で一部の中国人による不可解な行動が後を絶たないと伝えた。

湖南省長沙市の動物園でこのほど、130元(約2100円)の入場料を惜しんだ60代のきょうだい3人がフェンスをよじ登ってトラの飼育エリアに侵入する事件が発生した。幸い係員が3人をすぐに発見して救助したものの、もう少しでトラのご馳走になるところだった。

今年に入って、浙江省寧波市の動物園でフェンスを乗り越えて侵入した男性1人と、北京市の動物園のサファリエリアで勝手に自動車から降りた女性1人がそれぞれトラにかみ殺される事件が起きている。

さらに、今月にはタイ・プーケットのカマラビーチでライフセーバーの制止を無視して海で泳いだ18歳の中国人男性が大波にのまれて翌日遺体で発見される事故が起き、その前日にも別のビーチで中国人女性4人が遊泳禁止エリアに入って溺れ、救助される事故があった。新華社によると、タイでは今年1〜5月に中国人観光客30人が死亡している。

このほか、6月13日には北京首都国際空港で離陸前の飛行機に乗っていた女が勝手にレバーを引いて緊急脱出用すべり台を出してまい、12日間の行政拘留処分を受けるとともに、巨額の賠償金が請求される見込みだ。

中国人による解せない行為を撲滅すべく、中国政府は一連の指導方針を出しており、旅行先でやって良いこと、やってはいけないことの注意喚起を絶えず行っている。(翻訳・編集/川尻

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