Record China 2008年4月25日(金) 18時36分
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14日、広東省東莞市で、ある女性が勤めていた工場を訴えていたが、先頃受け取った判決文には明らかなミスが6か所もあった。資料写真。
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2008年4月14日、南方都市報が伝えたところによると、広東省東莞市で、ある女性が勤めていた工場を訴えていたが、先頃受け取った判決文には明らかなミスが6か所もあった。市人民法院は裁判官の仕事のプレッシャーが大きいことと関連があるとみている。
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この女性は1998年からこの工場の人事部でアシスタントをしていたが、契約はしていなかった。07年10月に突然解雇を言い渡されたのを不服とし、労働支局や労働争議仲裁所に訴えていたが、工場側は女性の無断欠勤などで工場が不利益をこうむったと弁解。するとこの女性、さらに裁判所に提訴し、16万元(約225万円)余りの賠償を求めた。
08年3月26日に裁判が終了。今月11日、この女性は判決書を受け取ったが、不自然に思い、弁護士に相談。判決書の中には「被告は残業代、損害賠償などを被告に払うかどうか…」など、原告と被告を取り違えている記載が数か所見られた。
女性によると、その後この件を担当した裁判官から記入漏れがあったので判決書の原本を返してほしいと電話があった。「判決書は厳密なものだと思っていた。こんなにミスがあるなんて、裁判所の案件に取り組む態度に問題がある。判決の公正性まで疑問を感じてしまう」と話している。
市人民法院の関係者によると、原因の一つは裁判官の職務が重いこと。また判決書を作成する際、「置き換え」作業がよく行われるので、ミスすることもあるという。いずれにせよ一刻も早く原因を調査し処理するとしている。(翻訳・編集/YY)
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